一生の間に2万本?
2016年02月15日
はじめまして、こんにちは!
助手・受付の山田朝日です。
さて、今日は私たち人間の歯ではなく、サメの歯についてお話ししたいと思います。
サメの歯が、一生のうちに何度も生え替わるということをご存知でしょうか?
サメの歯は、人間の歯とは違い、抜けては生えてを何度も繰り返します。これは、常に鋭い状態を保つ為で、約2~3日ごとに歯を交換しています。そのため、一生に使う歯の数はなんと約2万本にもなるそうです!!!
何度でも生え替わる歯というのは、少しうらやましい気もしますね。
サメの歯は、人間の歯とは違い、抜けては生えてを何度も繰り返します。これは、常に鋭い状態を保つ為で、約2~3日ごとに歯を交換しています。そのため、一生に使う歯の数はなんと約2万本にもなるそうです!!!
サメの歯の秘密
サメの歯は、歯が抜けてもすぐに生え変わるように顎の内側には、次の歯が準備されています。これを「置換歯」といい、先端を奥に向けて並んでいます。歯が抜けると、内側の歯が起き上がり次々と生えてくる仕組みです。
サメの歯がかみついたところに歯が刺さっていたとニュースもありますが、サメの歯には、人の歯と違い、歯の根に当たる部分が無いため、すぐに抜けてしまいます。
サメは前歯でかみつきます。
サメは前歯しかないので、人間のようにすりつぶしたりできません。
食物は丸のみになります。
大きなサメで知られるホオジロザメは大きなもので5-6センチもの大きさで大型の獲物を襲い、食いちぎりやすいように、歯1本1本がギザギザしています。一方、ジンベエザメは、プランクトンや小魚を丸呑みするので、歯は米粒の大きさにまで 退化した歯を持っているそうです。
同じサメでも違いますね。
※参考サイト サメの不思議
https://oki-park.jp/userfiles/files/worksheet/shark_study_1610.pdf
その他の魚類の歯
魚の歯には歯の根がありません。
抜けると生えてくるのはサメと同じです。
何を食べているかによって、歯の形や歯がある場所が変わります。
コイは口の中に歯がない代わりに、喉の部分に歯(咽頭歯)があります。
また、ハモは、上あごの真ん中にも歯があります。
マダイは円錐歯と臼歯がありますが、円錐歯が上下に4本ずつ、臼歯は球状の歯が2列に並んでいます。クロダイは雑食性が高いため、円錐歯が6本、臼歯5列に球状の歯がビッシリ並んでいます。
魚の種類によって多種多様です。
魚は歯を磨かなくても虫歯になることはないと言われています。
虫歯の原因は、お砂糖やデンプンなどの糖質を口の中の細菌が酸に変えて歯を溶かすためですが、魚の多くは、そのようなものをエサとして食べることはないため、虫歯はできないと考えられています。
爬虫類の歯
爬虫類の歯は一般に同じ形のものがならんでいます。
同じ歯が並んでいることは同形歯性といいます。
人間は前歯、犬歯、臼歯と違う形の歯がありますが、これは異形歯性といいます。
サメと同じように、歯根があるわけではありません。
歯はあごの骨に直接くっついて,骨性に結合しています。
一定期間使うといわゆる骨折を起こして歯がとれてします。
そして,また新しい歯がはえてきます。
※テーマパーク8020 動物の歯
https://www.jda.or.jp/park/function/animalteeth02.html
残念ですが、私たちの歯は何度も生え替わることはありません。日頃からしっかりケアしていきたいものですね。
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