処方箋は速やかに薬局へもっていきましょう

2023年11月04日

西宮北口 歯医者 薬当院では、患者様の利便性を考えて、服用薬の把握ができて、薬剤アレルギーのない方のみ痛み止め等は院内でお薬を出しておりましたが、お薬の入荷がないため、最近は院外処方をしており、処方箋を薬局へもっていって、お薬をもらうようにお願いしております。

処方箋にも有効期限があります

処方箋、発行されたらすぐに薬局へもっていく方がほとんどかと思います。

特に歯科の場合は、急性症状が多く、痛み止めや化膿止め(抗生物質)というすぐに飲む必要がある薬が主ですので、すぐに薬局へ行って下さる方が多いようです。

中には、時間がなくて薬局に行くことができないという方がいるかもしれません。

西宮北口 歯医者 処方箋処方箋の有効期限は処方日を含めて4日と決まっています。

日、祝を含んで4日ですので、GWや年末などは薬局が開いているうちに薬をもらう必要があります。

有効期限が切れた場合は、再度処方箋を発行してもらう必要があります。

数日経過すると、病状は変化している可能性がありますので、再度受診をお願いすることになります。処方箋は、有効期限内に薬局にお持ちください。

※厚生労働省 処方箋の試用期間にご留意ください。

https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_32041.html

長期の旅行等、特殊事情がある方は、歯科医師にご相談ください。

お薬手帳を持参してください

内科受診の際は、処方もされることが多いので、お薬手帳を持っていくことが多いかと思います。

お願いになりますが、歯科受診の際もお薬手帳を持ってきてください。

歯茎が腫れて痛むとき、化膿止めが出る場合もあります。

化膿止めと飲み合わせを注意しなければいけないお薬を服用していることもあります。

確認して処方をする必要があるため、お薬の情報がわかるものをお持ち下さい。

マイナンバーカードでも構いません(※患者様の薬剤情報提供の同意がある場合のみ)。

お薬手帳をもっていると、薬局で飲み合わせなども確認してお薬を出してもらうこともできますし、薬局によっては、少し負担金が安くなることもあります。

※薬局の立地や規模、その他条件で変わってきますので、詳しくは薬局にお尋ねください。

薬はどこでもらったらいいの?

よく質問されるのですが、こちらから薬局を指定することはありません。

かかりつけ薬局でも、お近くの薬局、どこでもご都合のよいところで薬を受け取って下さい。

お近くの薬局のご案内はできますが、必ずそこで受け取らなければならないということではありません。

一般的に門前薬局といわれる病院のすぐそばの薬局では、よくその病院が出す薬を常備していることが多く、遠くの薬局にはその病院が出す薬が無いということもあります。

私自身は小児科の処方箋で薬が無かったという経験がありますが、歯科で出す薬は、それほど特殊な薬ではありません。

痛み止めと化膿止めは、どの薬局にもおいてあることの多い薬となりますので、比較的どこでも薬をもらうことができます。※薬の供給の状態によってはないこともあります。

極端な話、全国どこでも受け取ることは可能です。

しかし、各市町村で行っている医療費助成制度を利用する場合は少し注意が必要です。

西宮市の乳幼児等・子供医療費受給者証は県外では使用できないため、県外の薬局、例えば

大阪の薬局で薬をもらう場合は、いったん健康保険等の自己負担額を薬局の窓口で支払い、西宮市に支給申請することで、助成額を指定口座に振り込んでもらうという手間が発生します。福祉医療の受給者証も同様です。

助成制度を利用する際には、県内薬局をお勧めします。

※参考サイト 西宮市 乳幼児等・子供医療費助成制度

https://www.nishi.or.jp/kurashi/iryohijosei/nyuyojito/kodomoiryo-josei.html#cmshtmlI

※参考サイト 西宮市 コールセンター FAQ

https://www.nishinomiya-city-callcenter.jp/faq/detail.aspx?id=2379

薬局にも薬が無い・・・

最近ニュースで目にすることもあるかと思いますが、薬が無い!

令和5年9月の報告で、薬の限定出荷・供給停止が合計23%(4,058品目)もあるそうです。供給停止1686品目のうち、供給停止が解消される見込みはたったの5%。

限定出荷2372品目のうち94%の2133品目が解消見込みは未定となっており、まだまだ安定供給は難しいようです。

※参考サイト 厚生労働省 医薬品供給状況にかかる調査結果

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/kouhatu-iyaku/04_00002.html

 

咳止めほどではないですが、歯科では、痛み止めのカロナールが、少し前からアモキシシリンという化膿止めが影響を受けています。別の種類の化膿止めを処方することになるのですが、その化膿止めも限定出荷になっている状態です。

薬局では、錠剤はないけど、カプセルなら・・と薬の形を変えて対応してくださっています。

どうして薬がないんだ!!といいたい気持ちもわかりますが、薬局も精一杯の対応をしてくださっていますので、薬剤師さんと相談してよい方法を探してください。

痛み止め、化膿止めの供給が早く安定するといいですね。