歯と口の健康週間って知ってる?

2024年06月05日

歯と口の健康週間が始まりました

毎年、6月4日~6月10日は「歯と口の健康週間」です。

最近、歯の話題が取り上げられているなぁ・・・と思いませんか。

動物園でカバの歯磨き体験がありましたというニュースが流れるのもこの時期です。

今回は、歯と口の健康週間のご紹介です。

※参考サイト 日本歯科医師会 歯と口の健康週間

https://www.jda.or.jp/enlightenment/poster/index.html

歯と口の健康週間って?

毎年6月4日~10日まで、「歯と口の健康に関する正しい知識を国民に対して普及啓発するとともに、歯科疾患の予防に関する適切な習慣の定着を図り、併せてその早期発見及び早期治療等を徹底することにより歯の寿命を延ばし、もって国民の健康の保持増進に寄与することを目的とする」

というものです。

どんな病気もそうだと思いますが、早期発見がとても大切になります。

かなり進行してからでは、治療自体も大変ですし、治療回数もかかります。

治療回数が多いというイメージが歯科に対してあるかもしれませんが、進行していない虫歯や歯周病であれば、それほど治療回数はかからないことが多いです。

この週間をきっかけに、少しでもご自身の歯について関心をもちましょう。

気になることがあれば、そのままにせず、この機会に歯医者さんに相談しましょう。

歯と口の健康週間はいつから始まったの?

さて、「歯と口の健康週間」いつから始まったのでしょうか。

2013年(平成25年)よりこの名称になったそうです。

その前は、「歯の衛生週間」

これなら聞いたことがあるという方、1958年(昭和33年)から2012年(平成24年)まで54年間は歯の衛生週間でした。大人の方はこちらでご記憶されているかもしれませんね。

6月4日は「虫歯予防デー」で知られていますが、これは、「6(む)4(し)」にちなんで1928年(昭和3年)から1938年(昭和13年)まで日本歯科医師会が虫歯予防デーを実施していたからだそうです。

かなり昔のことだったのですね。

西宮北口 歯医者 歯と口の健康週間さて、歯と口の健康週間には毎年スローガンがありますが、今年は「歯を見せて 笑える今を 未来にも」となっています。

こちらのスローガンは毎年更新されています。

1995年(平成7年)からは毎年新しいスローガンですが、それ以前は、数年にわたって同じスローガンのときもありました。

一番使われていたのは「よい歯で よくかみ よいからだ」もしかしたら、ご記憶にある方もいるかもしれませんね。

なんと、3回も繰り返し使われており、トータル26年間、一番長い時で、1972~1987年度(昭和47~62年度)の15年間も使用されていました。

見てみると、時代を感じるものもありますので、興味のある方はサイトをご覧になってみてくださいね。

※参考サイト 日本歯科医師会 歯と口の健康週間 標語一覧

https://www.jda.or.jp/enlightenment/poster/backnumber.html

歯と口の健康フェスタ

西宮市歯科医師会では「歯と口の健康フェスタ」を開催します。

2024年7月7日(日)10:30~16:00 西宮市保健福祉センター(ACTA西宮西館5F)で行われます。

歯科健診・歯科相談、口の活力の測定、口腔がん検診、フッ化物塗布は事前申し込みが必要です。

他、お口の中の細菌を見ることができる顕微鏡検査や、お子様向けの体験コーナーもあるようです。

7月1日まで申し込み可能です。

応募者多数の場合は抽選になるそうです。

ちょっと気になる方は、試しに参加して、ご自身のお口の状態を確認してみてはいかがでしょうか。

※参考サイト 西宮市歯科医師会 歯と口の健康フェスタ

https://www.ndajp.com/festa2024/

 

大切なのは毎日のケアと定期検診

この時期は様々な媒体で歯科のことが取り上げられるため、ご自身の歯のことが気になるかもしれません。

ご自身の歯を健康に保つ、虫歯予防、歯周病予防は毎日のお口のケアにかかっています。

普段の歯磨きも、歯ブラシだけではなく、フロスと歯間ブラシといった補助器具をプラスしてみてください。

面倒だな・・・歯ブラシだけで今のところ困っていないという方も、一度使ってみてください。

かなりお口の中がすっきりするはずです。

西宮北口 歯医者 定期検診毎日のケアと同じくらい大切なのが、歯医者さんで受ける定期検診。

定期的な歯医者さんの受診は、お口の中の変化や、早期に悪いところを見つけてもらえるので、お口の健康維持に効果的です。

歯医者さんは敷居が高いという方、まずは検診からスタートしてみませんか。

定期的にメンテナンスを受けていた人といない人では残っている歯の本数に違いが出るという報告もあります。

いくつになっても楽しく食事が続けられるように、今からできることをしていきましょう。